「ジュールクニチー(16日)」 沖縄の冠婚葬祭

Seijun Kina

2007年03月08日 20:13


 旧暦の1月16日は、「ジュールクニチー(16日)」である。
 「ジュールクニチー(16日)」とは、グソー(あの世)の正月とも言われている。
 我が家も、一昨年に亡くなった母の2回目(2年目)の「ジュールクニチー(16日)」を執り行った。

 前日からその準備に追われ、準備に欠かせないのが、今、沖縄で一番売れている県産本「よくわかる御願(ウガヮン)ハンドブック」である。
 「よくわかる御願(ウガヮン)ハンドブック」を片手に、仏壇にご馳走を供え、供養するのである。
 当然、我が家の仏壇は、赤峰家具の「ウートートー仏壇」である。
 また、当日の供える重箱料理などのご馳走は、近くの「サンエー」で買い求めるのである。

当日の我が家の仏壇の様子


 当日は、午前中で納骨堂に母を迎えに行き、午後に家族だけで供養する。その後、来客を待つのである。
 一般的に2回目(2年目)の「ジュールクニチー(16日)」は、簡素化し、家族だけで行うところが多い。
 沖縄のある地方では、正月よりも大きく催す地域もある。
 祖先崇拝の精神を重んじている沖縄では、「ジュールクニチー(16日)」は欠かせない行事なのである。

来客用のご馳走



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